【守護】
自分のエンドフェイズが来たとき、自分の手札を好きな枚数捨てる。X枚引く。Xは「これによって捨てた手札の枚数+1」である。その後、自分のデッキが1枚以下なら、自分はこのバトルに勝利する。
Q自分のデッキが5枚の状況で、『スパルタクス』の「自分のエンドフェイズが来たとき、~」という能力をプレイし『光の道筋』を含めた手札2枚を捨てた場合、『スパルタクス』の能力と『光の道筋』の能力によって合計4枚引き、自分のデッキが残り1枚となるため、自分はバトルに勝利しますか?
Aいいえ。『スパルタクス』の能力がすべて処理された後のチェックタイミングで『光の道筋』の能力を解決するため、バトルに勝利しません。
以下、詳細な処理順になります。
①自分のエンドフェイズが来たとき、『スパルタクス』の能力が誘発して待機状態になります。
②チェックタイミングに『スパルタクス』の能力を解決します。
③『スパルタクス』の能力により、自分の手札2枚を捨てます。この時点で『光の道筋』の能力が誘発して待機状態になります。自分の手札2枚を捨てたため、3枚引きます。この時点で自分のデッキが2枚のため、バトルに勝利しません。
④チェックタイミングに『光の道筋』の能力を解決します。
⑤『光の道筋』の能力により、1枚引きます。
⑥この時点で自分のデッキは1枚になりますが、すでに『スパルタクス』の能力処理が終わっているため、バトルに勝利しません。
Q相手の場に『古き護り手』があり、自分の場に『スパルタクス』がいる状況で、自分の場の『スパルタクス』の「自分のエンドフェイズが来たとき、~」という能力によって、自分のデッキが1枚になりました。この場合、『スパルタクス』の「自分のデッキが1枚以下なら、自分はこのバトルに勝利する。」によって、自分はバトルに勝利しますか?
Aいいえ。バトルに勝利せず、ゲームが続きます。
自分の場の『スパルタクス』の「自分のデッキが1枚以下なら、自分はこのバトルに勝利する。」という効果と相手の場の『古き護り手』の「自分はバトルに敗北せず、相手はバトルに勝利できない。」という効果が同時に適用される場合、禁止する効果である「自分はバトルに敗北せず、相手はバトルに勝利できない。」が優先されます。
あるカードの効果によりプレイヤーがなんらかの行動を行うよう指示された場合に、同時にその行動を禁止する効果が発生している場合、常に禁止する効果が優先されます。
Q自分のデッキが0枚の状況で、『スパルタクス』の「自分のエンドフェイズが来たとき、~」という能力をプレイした場合、自分はバトルに敗北しますか?
Aいいえ。自分はバトルに勝利します。
自分のデッキが0枚の状況で『スパルタクス』の能力をプレイした場合、「X枚引く。」によってカードを引くため、次のチェックタイミングで自分はバトルに敗北しますが、「自分のデッキが1枚以下なら、自分はこのバトルに勝利する。」の条件を満たすため、この効果の処理中に自分はバトルに勝利します。(チェックタイミングにおける敗北処理の前に勝利します。)
Qこのフォロワーの「自分のエンドフェイズが来たとき、~」という能力は、自分の手札を捨てないことを選択できますか?
Aはい。自分の手札を好きな枚数捨てる場合、0枚捨てる、つまり捨てないことを選択できます。
その場合でも「X枚引く。Xは「これによって捨てた手札の枚数+1」である。」によって1枚引きます。