このコラムでは、全国各地で開催されている「Shadowverse EVOLVE Championship(以下、CS)」で活躍した注目デッキを紹介する。
「アイドルマスター シンデレラガールズ」環境を迎えた先週は、コラボスターターデッキ3種をそれぞれメインに採用したデッキが優勝。新たな環境の幕開けを感じさせる週となった。2週目となる今週は一体どのようなデッキが優秀な成績を収めたのだろうか。一緒に見ていこう。
■◆えびすい選手「ミッドレンジデレマス」
88ラウンド(高知県)優勝
デッキログコード:565FT
キュート・クール・パッション、全てのタイプを織り交ぜた「デレマス」のタイトル構築が優勝を勝ち取った。
『鷺沢文香』で『〔Triad Primus〕渋谷凛』と『〔ソング・フォー・ライフ〕北条加蓮』を場に出すことで相手の盤面を処理しながら【疾走】で相手リーダーにダメージを与えられるほか、『島村卯月』『渋谷凛』『本田未央』の3種のカードも組み合わせ次第で相手の盤面に対処したり、相手のリーダーに直接ダメージを与えたりすることができる。
このコンボをサポートするのが『ライラ』だ。『ライラ』は進化時にクール・フォロワーとパッション・フォロワーを1枚ずつデッキから手札に加えられるカード。『渋谷凛』と『本田未央』や、『鷺沢文香』と『大槻唯』を加えることで安定した行動を予約することができる。
『ライラ』を中心に各タイプの強い動きを引き出す「デレマス」のタイトル構築に注目だ。
■harukaze選手「コントロールロイヤル」
TSUTAYA津田沼店(千葉県)優勝
デッキログコード:6B3TB
『簒奪の絶傑・オクトリス』などの盗賊・カードを中心としたロイヤルクラスのデッキが優勝した。
このデッキは『レオニダス(EVOLVE)』のラストワードで『レオニダスの遺志』が場に出たあと、より一層力を発揮することができる。『レオニダスの遺志』はロイヤル・フォロワーが場に出たときに攻撃力と体力を3上げて【突進】を付与するアミュレットだ。【疾走】を持つ『簒奪の信者』が出れば圧倒的な攻撃力、【守護】を持つ『ロイヤルセイバー・オーレリア』が場に出れば圧倒的な防御力が与えられる。
また、「アイドルマスター シンデレラガールズ」で新たに追加されたカードにも注目だ。『佐久間まゆ』は【指定攻撃】と【必殺】と【ドレイン】を持つフォロワー。『レオニダスの遺志』があれば場に出したターンでも相手のスタンドフォロワーを対処できるうえ、上がった攻撃力が【ドレイン】での回復量アップにもつながり非常に優秀な1枚となる。
他にも体力回復をしながら攻撃力や体力をさらに増強する『アンジェリックメイド』や、手札リソースを確保しながら回復と守護でリーダーを守る『五十嵐響子』などデレマスの新たなカードによって耐久力が段違いに上がっているように見られる。
圧倒的な耐久力で圧倒的な盤面を築きあげるロイヤルクラスが環境に名乗りをあげた。
■イシ選手「コントロールナイトメア」
Cards of Paradise 桜木店(新潟県)優勝
デッキログコード:5C7V7
ナイトメアクラスからも「アイドルマスター シンデレラガールズ」の新たなカードを採用したデッキが優勝を収めた。
デッキの核となるのは『死の祝福』。『死の祝福』は8コスト以下のフォロワーを墓場から場に出して【守護】を持たせることができるスペル。特に墓場の『イスラーフィール』を対象にできれば、手札からプレイするよりも小さいコストで場に出すことができるうえに、進化をして攻撃することで相手の盤面を一掃することも難しくない。
この強力なコンボに一役買うことができるのが新カードの『神崎蘭子』。進化時にデッキの上4枚を見て、1枚をEXエリアに置きつつ、残りを墓場に置くことができるため、『死の祝福』をEXエリアに置きながら『イスラーフィール』を墓場に置くことも可能だ。また『夢のささやき』も含め、墓場にカードを置きやすいカードが増えたため、『アザゼル』や『マルゼンスキー』などの【ネクロチャージ】の能力も使いやすくなった点もデッキの強化に繋がっていると考えられる。
強力なコンボの再現性が高まったナイトメアクラスにも注目だ。
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