このコラムでは、全国各地で開催されている「Shadowverse EVOLVE Championship（以下、CS）」で活躍した注目デッキを紹介する。

9月30日と10月1日に「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2023 Autumn 千葉」が開催され、「超越ウィッチ」の優勝で幕を閉じた。GP千葉を経て、CS大会ではどのようなデッキが活躍したのだろうか。一緒に見ていこう。

■てんどん選手「超越ウィッチ」

TSUTAYA土佐道路店（高知県）優勝

デッキログコード：3L8JM

GP千葉で優勝を果たした「超越ウィッチ」はCS大会でも大活躍となった。

『エンジェルスナイプ』や『見習い魔女と長い夜』が合計4枚採用されていることでコスト1のフォロワーを絡めた序盤の攻めに対抗しやすくなっている点や、『クラシカルソーサラー』を3枚採用することで体力を保ちながら『次元の超越』に繋げられる点が強みと言えるだろう。

GP千葉を経て「超越ウィッチ」が環境の頂点に返り咲くのか、今後の環境に注目が集まる。

■ハセガワ選手「アマツエルフ」

カードシークレット（東京都）優勝

デッキログコード：1V5PX

『フェアリーブレイダー・アマツ』を中心とした「アマツエルフ」も優勝を果たした。

「アマツエルフ」は『フェアリーブレイダー・アマツ』で『フェアリー』に【疾走】を付与したり、『アナスタシア』や『神秘の番人・スピネ』で強い盤面を作ったりして戦うデッキだ。「絶対なる覇者」環境で行われた前回のGP大阪では「超越ウィッチ」に強いデッキとして活躍し、優勝を果たしていた。今環境ではタイトル構築「アイドルマスター シンデレラガールズ」の登場に伴って鳴りを潜めていたが、「超越ウィッチ」の再躍進によりスポットライトが当たったと考えられる。

GP千葉後の環境で「アマツエルフ」がどのような立ち位置になるのか、こちらにも注目だ。

■kiripon選手「アグロナイトメア」

ファイブカード 坂戸店（埼玉県）優勝

デッキログコード：V61H

ナイトメアクラスから、「アグロナイトメア」の優勝にも注目だ。

こちらのデッキは『欲望の絶傑・ヴァーナレク』や『ウールヴヘジン・アラガヴィ』などを中心に、相手リーダーの体力を直接削れるカードが多数採用されている。先ほど紹介した「アマツエルフ」と同様に、攻撃的な戦術に長けているため「超越ウィッチ」のフィニッシュ前にバトルを決め切ることができるだろう。

今後の環境で、攻めに特化したナイトメアクラスのデッキも意識すべきデッキの1つになるだろう。

GP千葉で「超越ウィッチ」が優勝したことで、CS大会の環境も大きく変化し始めた。「超越ウィッチ」の躍進はもちろんのこと、「超越ウィッチ」に強く出られるデッキにも注目が集まっている。

「アイドルマスター シンデレラガールズ」環境も残すところあと2週。どのようなデッキが活躍を見せるのか、非常に楽しみだ。

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