このコラムでは、全国各地で開催されている「Shadowverse EVOLVE Championship(以下、CS)」で活躍した注目デッキを紹介する。
「森羅鋼鉄」環境では2週目となるCSで、いったいどのようなデッキが活躍を見せたのだろうか、一緒に見ていこう。
■kai選手「自然ドラゴン」
ドラゴンスター日本橋2号店(大阪府)優勝
デッキコード:XANJ
自然・カードを中心としたドラゴンクラスのデッキの優勝を果たした。
「自然ドラゴン」は『呪われし影・ヴァイディ』の進化時能力によって、『影の侵食』をEXエリアに置いて戦うデッキだ。『影の侵食』はEXエリアにあると、ターン終了時に墓場の自然カードの枚数に応じて相手のリーダーの体力を削ることができる。
『ナテラの大樹』などで自然・カードを墓場にため、相手を追い詰めながら『ダークドラグーン・フォルテ』や『オグリキャップ』などの大型【疾走】フォロワーで勝負を決めたい。
また、『粛清の英雄・メイシア』の採用にも注目だ。
『粛清の英雄・メイシア』は進化時能力で【疾走】を持ちつつ、攻撃時能力で『粛清の一刀』をプレイすることで攻撃力を大幅に上昇させ、ゲームを決め切るほどの打点を生み出すことができる。PP最大値が上がることでいち早く【疾走】させられる点や、墓場を多く貯めて攻撃力をより大きくできる点など、「自然ドラゴン」のゲームプランに非常に相性の良い1枚といえるだろう。
『粛清の英雄・メイシア』を採用した「自然ドラゴン」に注目だ。
■つきみもち選手「自然エルフ」
TSUTAYA 津田沼店(千葉県)優勝
デッキコード:3UD2J
自然・カードを中心としたエルフクラスのデッキにも注目だ。
こちらは『回帰する抱擁・ラティカ』を中心とするデッキだ。『回帰する抱擁・ラティカ』はターン中に自分がプレイしたカードが5枚以上なら進化できるという制限を持ちながらも、進化後は攻撃力と体力がともに6で【疾走】を持つ非常に強力なフォロワーだ。また『大いなる回帰』と組み合わせることで、相手の盤面を一掃することも可能だ。
【疾走】して戦うだけでなく、強い盤面を作るプランが取れる点も魅力の1つだ。
『プライマルギガント』はファンファーレ能力で、コスト5以下の墓場のエルフ・フォロワーを場に出すことができる。自身が大きな攻撃力と体力を持つだけでなく、隣に『カシオペア』を出せば相手の盤面に対応でき、『アナスタシア』を出せばさらに強固な盤面を形成することも可能だ。
『回帰する抱擁・ラティカ』の【疾走】と『プライマルギガント』の強力な盤面で戦う「自然エルフ」にも目が離せない。
■いけやん選手「機械ナイトメア」
こども楽園(岐阜県)優勝
デッキコード:4N5VY
機械・カードを中心としたデッキから「機械ナイトメア」が活躍中だ。
「機械ナイトメア」の核となるのは『真紅の抗戦者・モノ』だ。『真紅の抗戦者・モノ』は自分の場の機械・フォロワーが5体でなければ進化することができないが、進化すると攻撃力5、体力4の【疾走】フォロワーとなる。さらに、コスト2と墓場の『ファーストワン』を消滅させることで、場の機械・フォロワーの攻撃力と体力をより大きくしたり、【突進】を付与したりできる。
『真紅の抗戦者・モノ』の【疾走】と、機械・フォロワーの横並べによって相手のリーダーの体力をどんどん削っていけるだろう。
また、このデッキには『ケルベロス』や『鋭利な一裂き』など、体力を削る動きをより加速させるカードも多く採用されている。
より攻撃的にカスタマイズされた「機械ナイトメア」にも注目だ。
「森羅鋼鉄」環境2週目となった今回、デッキのメインプランをより強力にサポートする調整や、別の方面から勝利へのアプローチを行うサブプランの搭載など、それぞれのデッキに面白い工夫が見られた。
まだまだ紹介しきれないほど多くのデッキタイプが活躍する今環境で、次週はどのようなデッキが活躍するのか非常に楽しみだ。
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