このコラムでは、「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選(以下、JCSエリア予選)」で上位入賞し、JCSへの権利を獲得した選手のデッキを紹介する。
2023年度王者を決めるJCSへの進出を果たしたのはどの選手のどのデッキなのか、一緒に見ていこう。
■ほんま選手「自然エルフ」
デッキコード:59GB2
『回帰する抱擁・ラティカ』を中心とした「自然エルフ」で北海道エリアからJCSへの進出を果たした。
『獣戦士・セタス』の採用により『プライマルギガント』との組み合わせによって主体的に強力な盤面を作り出すことができることが魅力だ。他にも『母なる君』の採用で『大いなる回帰』を絡めずとも相手の大きなフォロワーに対処することもできそうだ。
■ばんどえーど選手「自然ロイヤル」
デッキコード:171HE
『王たる光・ベイリオン』や『森の姫・ミストリナ』を中心とした「自然ロイヤル」で中国エリアからJCSへの進出を果たした。
『メイドリーダー』は『王たる光・ベイリオン』へのアクセス率を大きく上げることができる1枚。『簒奪の絶傑・オクトリス』もデッキから手札に加えることができ、十分にEXエリアにカードが貯まっているときには爆発的な展開をすることも可能だろう。
■ナメクジ選手「機械ナイトメア」
デッキコード:5TVJ4
同じく中国エリアから、『真紅の抗戦者・モノ』を中心とした「機械ナイトメア」でJCSへの進出を果たした。
注目したいのは『大妖狐・ギンセツ』の採用だ。『大妖狐・ギンセツ』は1枚から【守護】フォロワーを最大5枚展開することができるフォロワー。「自然ロイヤル」などを中心に、【疾走】フォロワーで勝負を決めるデッキに対して非常に有効な1枚となるだろう。
■koo選手「妖精エルフ」
デッキコード:7C02Y
『フェアリーブレイダー・アマツ』を中心とした「妖精エルフ」で九州エリアからJCSへの進出を果たした。
「森羅鋼鉄」で登場した『クイーンセイバー・シンシア』での爆発力が非常に高い構成となっており、『エルフプリンセスメイジ』でEXエリアに『フェアリーウィスプ』を準備したり、『妖精の奔流』で【疾走】した『フェアリーウィスプ』を再利用したりといった戦術で一気に相手の体力を削り切ることができそうだ。
■あやひこ選手「自然エルフ」
デッキコード:2MEYY
同じく九州エリアからは、『大いなる回帰・ラティカ』を中心とした「自然エルフ」でJCSへの進出を果たした。
注目したいのは『オシャレ女王・ネルシャ』の採用だ。コンボの条件を達成することで、相手の盤面に対応するだけでなく自分のフォロワーを強化することもできる。体力を上げてフォロワーを盤面に残したり、上がった攻撃力で勝負を決めたり、柔軟な対応ができそうだ。
『むつらの刻印』も大型の【疾走】フォロワーが多い環境で相手に睨みを効かせる非常に優秀なスペルといえるだろう。
今回はJCSエリア予選から「Shadowverse EVOLVE Japan Championship」に進出した選手のデッキを紹介した。
各選手の入賞デッキから本環境のデッキの選択肢の多様さや、細かい採用カードで変わる戦術の違いを感じることができた。来週以降も各地でJCSエリア予選が開催され、代表者が決定する。どのような選手やデッキが勝ち上がるのか、非常に楽しみだ。
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