このコラムでは、「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選（以下、JCSエリア予選）」で上位入賞し、JCSへの権利を獲得した選手のデッキを紹介する。

2023年度王者を決めるJCSへの進出を果たしたのはどの選手のどのデッキなのか、一緒に見ていこう。

「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選 北陸」上位入賞

■ら。選手「自然ロイヤル」

デッキコード：5X7RW

『王たる光・ベイリオン』を中心とした「自然ロイヤル」で北陸エリアからJCSへの進出を果たした。

注目すべきは『星の鎧』の採用だ。クイックで『森の姫・ミストリナ』や『躍動する獣戦士』の【疾走】ダメージをケアしてくる相手に対して、【オーラ】を付与することで対策をすることができるのが魅力だ。

さらにスタンド状態の『王たる光・ベイリオン』を場に残りやすくすることで、次のターンに大ダメージを与えることもできそうだ。

「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選 関東B」上位入賞

■まつだ選手「機械ナイトメア」

デッキコード：6AN7N

『真紅の抗戦者・モノ』を中心とした「機械ナイトメア」で関東Bエリアを勝ち抜き、JCSへの権利を獲得した。
『大妖狐・ギンセツ』の採用で機械・カードを並べて攻める以外の戦術も取れるようになっており、『一ツ尾狐』が多く展開されることから『ソウルコンバージョン』もより使うタイミングの多いカードとなっている。
『ソウルコンバージョン』を3枚採用して太く戦う「機械ナイトメア」に注目だ。

■778選手「クールデレマス」

デッキコード：2CZTW

同じく関東Bエリアから、クール・カードを中心とした「クールデレマス」が優秀な成績を収めた。

1ターン目から強力なフォロワーを並べ、相手の体力をどんどん削ることができる「クールデレマス」は、トークンカードを準備して戦う機械や自然のデッキとは異なる戦術を取れるデッキだ。

前期から活躍を見せる「クールデレマス」の戦いにも改めて注目をしていきたい。

■ZeRo選手「自然ロイヤル」

デッキコード：3XWGG

『王たる光・ベイリオン』を中心とした「自然ロイヤル」は関東Bエリアでも大活躍だ。

先ほど紹介したデッキと異なるのは『久川凪』の採用だ。『久川凪』はコスト1のカードを墓場から消滅させることで強力な能力を発揮できるフォロワー。『メイドリーダー』や『ワンダーコック』をはじめ、多くコスト1のフォロワーが採用される「自然ロイヤル」と相性の良いカードといえるだろう。他にも『レオニダス』の採用で一気に攻勢をかけられる点など、サブプランの部分で異なった戦術を取るデッキとなっているようだ。

■いおり選手「超越ウィッチ」

デッキコード：541Q0

さらに関東Bエリアから、『澄明なる頭脳・博衣こより』を中心とした「超越ウィッチ」でJCSの権利を掴んだ。

「森羅鋼鉄」環境の超越ウィッチは『天外の華・エレノア』と『美麗なる術式』によって相手の盤面展開にも柔軟に対応できる点が魅力だ。また『神秘の指輪』によって、カードを入れ替えるだけでなく『美麗なる術式』をデッキに戻すことで『天外の華・エレノア』の進化時能力をより強く使える場面もあるだろう。

今週もJCSエリア予選から「Shadowverse EVOLVE Japan Championship」に進出した選手のデッキを紹介した。

同じデッキタイプの中でも各選手の思い描くゲーム展開によって採用されるカードに違いが出ており、非常に面白い結果となっている。

来週以降もどのような選手がどのようなデッキでJCSへの切符を勝ち取るのか、非常に楽しみだ。

▼JCSエリア予選については、こちらのページをご確認ください

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