このコラムでは、「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選(以下、JCSエリア予選)」で上位入賞し、JCSへの権利を獲得した選手のデッキを紹介する。
2023年度王者を決めるJCSへの進出を果たしたのはどの選手のどのデッキなのか、一緒に見ていこう。
■Swallow選手「機械ナイトメア」
デッキコード:6Q5D2
今週も『真紅の抗戦者・モノ』を中心とした「機械ナイトメア」が大活躍だ。
機械・カードが序盤から中盤にかけて優位な盤面を作り続ける戦術だけでなく、1枚から【守護】フォロワーを大量に展開する『大妖狐・ギンセツ』の戦術をかけあわせた「機械ナイトメア」は「森羅鋼鉄」環境終盤で猛威を奮っている。
『大妖狐・ギンセツ』により戦術をスイッチして戦う「機械ナイトメア」から目が離せない。
■P.T.選手「機械ナイトメア」
デッキコード:Y6WC
東北エリアでも「機械ナイトメア」が優秀な成績を収めた。
こちらのデッキで注目したいのは『メカニカルゾンビ』の採用だ。『メカニカルゾンビ』は【指定攻撃】と【必殺】を持つフォロワー。『機械神』や『プライマルギガント』など体力の高いフォロワーがスタンド状態でいる場合でも対処することができる点が非常に優秀といえるだろう。
■エル選手「機械ナイトメア」
デッキコード:3DD6Y
関東Aエリアからも、「機械ナイトメア」が優秀な成績を収めた。
こちらのデッキは『マシンエンジェル』が3枚採用されていることに注目したい。『マシンエンジェル』は墓場に機械・カードが5枚以上ないと起動能力を使えないことから採用枚数を減らしているプレイヤーも多いが、能力自体が非常に強力なことや、貴重な【守護】フォロワーとして価値を重く見ることも十分にあり得るだろう。
細かな採用の違いにプレイヤーそれぞれの大局観の違いが見て取れるのも面白い。
■mituki選手「機械ナイトメア」
デッキコード:4KT64
同日の関東Aエリアからさらに1名、「機械ナイトメア」でJCSの参加権を獲得した。
先ほど紹介した「機械ナイトメア」と全く同じ構成となっており、こちらの構築が非常に洗練されていることがわかる。
プレイヤーの練度とも相まって、より強力なデッキになってきていることは間違い無いだろう。
■あとらす選手「自然エルフ」
デッキコード:61JXS
同じく関東Aエリアから「自然エルフ」も活躍をみせた。
『スケアリートレント』や『獣戦士・セタス』による体力回復や、『回帰する抱擁・ラティカ』と『大いなる回帰』による相手フォロワー全体へのダメージなどで、大躍進を見せる「機械ナイトメア」にも十分に戦うことができるデッキだ。
特に『プライマルギガント』から『カシオペア』を場に出すなどで、盤面を処理しながら体力の大きなフォロワーを複数枚立てる戦術は有効にはたらきそうだ。
■青山選手「自然ロイヤル」
デッキコード:4456Y
「自然ロイヤル」も関東Aエリアで優秀な結果を残した。
『躍動の獣戦士』が3枚採用されていることで早いターンから相手の体力を削るプランも取りやすくなっており、準備のターンが必要なデッキに対してはかなり強く出ることができるだろう。また中盤以降も『王たる光・ベイリオン』との組み合わせ、さらに言えば『簒奪の絶傑・オクトリス』との組み合わせで大ダメージを狙うことも十分にできるだろう。
今週もJCSエリア予選から「Shadowverse EVOLVE Japan Championship」に進出した選手のデッキを紹介した。
各地で「機械ナイトメア」が大躍進となった今回であったが、次週の結果はどうなるのだろうか。
ついに次週はJCSエリア予選も最終週。中部エリアと関西エリアでどのような選手がどのようなデッキでJCSへの権利を掴むのか。非常に楽しみだ。
▼JCSエリア予選については、こちらのページをご確認ください
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