このコラムでは、全国各地で開催されている「Shadowverse EVOLVE Championship(以下、CS)」で活躍した注目デッキを紹介する。
毎週さまざまなデッキタイプの入賞報告が見られている「次元混沌」環境のCS。
今週はいったいどのようなデッキが優秀な成績を残したのだろうか。一緒に見ていこう。
■もこくー選手「異界ロイヤル」
カードキングダム イオンタウン周南店(山口県)優勝
デッキコード:47B4J
『異界を統べる者』を軸としたロイヤルクラスのデッキが優勝を果たした。
こちらのデッキでは『異界を統べる者』のファンファーレ能力を十分に発揮するためにコスト2のカードが40枚中29枚も採用されている。自分の盤面はコスト2のカードで形成しつつ、相手の盤面は『異界を統べる者』で一掃することで有利な展開に持ち込むことができそうだ。
コスト2のカードが多く採用されていることで、『紫電の黒豹』を絡めた戦略の幅も広くなるだろう。
新たな切り口で登場したロイヤルクラスのデッキに注目だ。
■てん選手「機械ナイトメア」
フルコンプ PLAYERS CENTER 札幌駅前店(北海道)優勝
デッキコード:1BAQS
前環境で圧倒的な活躍を見せていた「機械ナイトメア」が「次元混沌」環境でも大活躍だ。
「機械ナイトメア」は序盤から機械・フォロワーを並べて、『真紅の抗戦者・モノ』で一気に攻勢をかけるデッキだ。その圧倒的な横並べの展開力で、引き続き新環境でも第一線で結果を残している。
新たなカードで新たな戦術が生まれる中で、既存の強力なデッキたちの活躍からも目が離せない。
■Renka選手「狩人エルフ」
カードショップ竜星のPAO町田店(東京都)優勝
デッキコード:4Z0D0
新たなカードを搭載した「狩人エルフ」も優秀な成績をおさめている。
『不殺の円陣』や『不殺の狂信者』が相手のフォロワーの攻撃力を下げる能力を持っており、より耐久力が上がったことで『キングエレファント』での勝利に繋げやすくなったと考えられる。
また『不殺の絶傑・エズディア』の相手のフォロワーをアミュレットにする特有の戦術が、「人形エルフ」や「自然ロイヤル」などの自分の場を多く必要とするデッキに上手く機能することも考えられるだろう。
今後「狩人エルフ」特有の戦い方が環境にどのような影響を与えるのだろうか。
週を追うごとに新たなデッキの入賞報告が届く「次元混沌」環境のCSで、前環境から活躍しているデッキの優勝報告も見ることができた。多くのデッキが活躍する今環境で、次週はどのようなデッキが結果を残すのだろうか。非常に楽しみだ。
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