このコラムでは、全国各地で開催されている「Shadowverse EVOLVE Championship(以下、CS)」で活躍した注目デッキを紹介する。
「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2024 Spring 東京」が幕を閉じ、新デッキの研究も進んでいるようだ。
選手がどのようなデッキを掘り下げているのか、早速見ていこう。
■なお選手「学院ウィッチ」
88ラウンド(高知県)優勝
デッキコード:7Z1EE
まずはDXスターターデッキで大量の新カードを得た「学院ウィッチ」だ。
『マナリアの魔導姫・アン』はファンファーレ能力で『マナリアの竜姫・グレア』をデッキから場に出すか、『アンの大魔法』をデッキからEXエリアに置きそのターンプレイするコストを0にするかをチョイスできるフォロワーだ。
さらに墓場に学院・カードが10枚以上あるとその両方をチョイスできるので、本体コスト6ながら実質コスト14分のビッグアクションを起こすことができる。
『マナリアの魔導姫・アン』で爆発的火力を生み出す「学院ウィッチ」に注目したい。
■ケムッソ選手「人形エルフ」
フルコンプPLAYERS CENTER札幌駅前店(北海道)優勝
デッキコード:4TV0N
「人形エルフ」も新カードの登場で強化されたようだ。
『マドロスエルフ』は【進化時】能力でデッキの上4枚からコスト2以下のフォロワー1枚をEXエリアに置き、そのターンプレイするコストを0にすることができるフォロワーだ。
『ジャンク』や『人形の支配者・リーアム』のような『操り人形』を獲得できるカードを探しに行ったり、デッキからEXエリアを経由させることで『アナスタシア』のプレイ回数を稼ぐのに貢献したり、「人形エルフ」との相性は良さそうだ。
能力ダメージを受けず、能力によって破壊されない『《吊るされた男》・ローフラッド』もコスト2なので、『マドロスエルフ』から場に出すことができれば対処の難しい盤面を押し付けられるだろう。
前環境でも活躍した「人形エルフ」の躍進が止まらない。
■らい選手「天使・堕天使ナイトメア」
佐賀選手権(佐賀県)TOP8
デッキコード:4GKRU
最後はユニークな構築で結果を残した「天使・堕天使ナイトメア」だ。
「Gods of the Arcana」で追加された堕天使・カードが3種類採用されており、デッキの大部分をニュートラル・カードが占めている。
採用されているナイトメア・カードも天使・堕天使・カードと相性が良く、『死の祝福』で墓場の『イスラーフィール』を場に出す動きはもちろん、『《恋人》・ミルティオ』のファンファーレ能力でデッキから場に出る『天界の尖兵』も破格の性能を見せるだろう。
他のクラスでも天使・堕天使・カードを活かしたデッキの活躍が見られるのか、注目していきたい。
早くも4週目に突入した「Gods of the Arcana」環境。
新デッキの研究や既存デッキの掘り下げがすさまじい速度で行われているのを大会結果が物語っている。
来週もまだ見ぬアプローチをしてくる選手がいる気がしてならない。
CS結果を見るのが楽しみだ。
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