このコラムでは、全国各地で開催されている「Shadowverse EVOLVE Championship（以下、CS）」で活躍した注目デッキを紹介する。

残り3週と佳境を迎える「Gods of the Arcana」環境。
そんな「Gods of the Arcana」環境でよく見られるデッキにはどんなものがあるのか。
2回のコラムに分けて、クラス別に紹介していこう。

■名探偵7選手「自然エルフ」

メディアポリス御殿場店（静岡県）　TOP8

デッキコード：2PKKC

エルフからは「自然エルフ」を紹介する。

『ナテラの大樹』でドローを重ねながら『回帰する抱擁・ラティカ』による大ダメージを目指すこのデッキだが、注目すべきは『マドロスエルフ』の追加だろう。

『マドロスエルフ』は序盤の安定感を底上げするカードで、「自然エルフ」だけでなく「人形エルフ」や「獣エルフ」など、幅広いデッキに採用されているようだ。

持ち味の爆発力に安定感が加わった「自然エルフ」に注目だ。

■花湯選手「ミッドレンジロイヤル」

トーナメントセンターバトロコ札幌大通（北海道）TOP8

デッキコード：2FMVC

ロイヤルからは「ミッドレンジロイヤル」だ。
進化を用いて戦うことが得意なデッキで、新カードの『戦争商人・アルヤスカ』と『静寂の元帥』も進化を持つ強力なフォロワーとなっている。
後攻1ターン目から『空の指揮官・セリア』を進化させることもあるので、このデッキでは「EPを貰うためにあえて後攻をとる」といった戦略も重要になるだろう。
進化を駆使して場を制圧する「ミッドレンジロイヤル」にも注目だ。

■エル選手「秘術ウィッチ」

トーナメントセンターバトロコ 新津田沼駅前（千葉県）優勝

デッキコード：5QFVQ

「チェス超越ウィッチ」や「リーシェナウィッチ」「学院ウィッチ」など、幅広いデッキタイプが活躍するウィッチだが、今回は「秘術ウィッチ」を紹介する。
【土の秘術】を駆使した除去、ドロー、リーダーダメージから盤面展開まで、どんな状況にも対応する柔軟さが武器のデッキだ。
中でもファンファーレ能力でデッキから土の印・アミュレットを場に出す『真実の究明者・ファウスト』は、デッキの対応力を底上げする1枚だろう。
幅広い選択肢と奥深い戦略が魅力の「秘術ウィッチ」からも目が離せない。

様々なクラスが活躍する「Gods of the Arcana」環境。
次回のコラムでは残り3クラスのデッキを紹介していく。
最終的な環境の覇者はどのデッキになるのか。
戦いの行方から目が離せない。

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