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2024.07.17

コラム

「Shadowverse EVOLVE Championship」（2024年7月2週）上位入賞者デッキ紹介

このコラムでは、全国各地で開催されている「Shadowverse EVOLVE Championship（以下、CS）」で活躍した注目デッキを紹介する。

3週目に突入した「カードファイト!! ヴァンガード」環境。

これまでのコラムでは「カードファイト!! ヴァンガード」タイトル構築で活躍したデッキを紹介してきたが、ヴァンガードはクラス構築でも活躍を見せている。

さっそく紹介していこう。

■HIDE†宝鐘海賊団の一味†選手「ロイヤルパラディンロイヤル」

TSUTAYA BOOKSTORE アクエル前橋（群馬県）　TOP8

デッキコード：5RBSH

まずは「ロイヤルパラディンロイヤル」だ。

「カードファイト!! ヴァンガード」タイトル構築の「ロイヤルパラディン」は、自分の墓場のロイヤルパラディン・カードを15枚貯めることで強力な効果を発揮する『騎士王アルフレッド』や『爆炎の剣士バロミデス』を軸に戦うデッキだが、その戦略と『妖刀の鬼・ツバキ』は相性が良さそうだ。

また『《世界》・ゼルガネイア』の採用で、「ロイヤルパラディン」の苦手なスタンド状態の大型フォロワーにも対応しやすくなっている。

クラス構築と手を組み弱点を克服した「ロイヤルパラディンロイヤル」に期待が集まる。

■トリモン選手「シャドウパラディンナイトメア」

竜星のPAO町田店（東京都）TOP8

デッキコード：7X4T3

次は「シャドウパラディンナイトメア」だ。

このデッキの切り札でもある『ファントム・ブラスター・ドラゴン』はプレイする際に場のシャドウパラディン・フォロワー1体を墓場に置く追加コストがあるが、ここで『《恋人》・ミルティオ』に注目したい。

『《恋人》・ミルティオ』のファンファーレ能力でデッキから『ファントム・ブラスター・ドラゴン』を公開すると、追加コストを支払わずに場に出るシナジーを発揮する。

強烈な展開札を手に入れた「シャドウパラディンナイトメア」から目が離せない。

■あそこの人選手「コントロールビショップ」

フルコンプ八王子店（東京都）優勝

デッキコード：66G09

最後に紹介する「コントロールビショップ」は、CSでもよく見られる「かげろう」に対して強く出るための構築のようだ。

『ベルエンジェル』と『エンジェルスナイプ』で序盤を固めることで『従者レアス』を牽制できる上に、『天界の尖兵』のファンファーレ能力の条件達成を狙いやすくもなるだろう。

場に複数体のフォロワーを並べられたら『テミスの審判』で、『ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド』のような強力な単体フォロワーで攻められたら『《世界》・ゼルガネイア』でしっかり対処できそうだ。

鉄壁の「コントロールビショップ」が環境に立ちはだかる。

新パック発売から現在まで激しい変化を見せる「カードファイト!! ヴァンガード」環境。

来週にはトリオバトルで行われる「Shadowverse EVOLVE Grand Championship 2024 Summer 静岡」も控えている。

300を超えるチームが集まるこの大会を制すのはどのデッキか。

当日が待ち遠しい。

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