このコラムでは、全国各地で開催されている「Shadowverse EVOLVE Championship(以下、CS)」で活躍した注目デッキを紹介する。
7/27(土)に「カードファイト!! ヴァンガード」環境初の大型大会となる「Shadowverse EVOLVE Grand Championship 2024 Summer 静岡(以下、GCS静岡)」がトリオバトルの形式で開催される。
今回はトリオバトルのCS結果を参考に、GCS静岡でどのようなデッキが活躍しそうか考察していく。
■「静岡美味いもん巡り」チーム(優勝)
FIVE CARD 坂戸店(東京都)
(先鋒)Aress選手「吸血鬼ナイトメア」
デッキコード:29QDB
(中堅)えんぶ選手「かげろう」
デッキコード:2XGDB
(大将)はや太郎選手「かげろうドラゴン」
デッキコード:3BMM3
このチームの注目したいポイントは、かげろうが軸となるデッキを2つ持ち込んでいるところだ。
トリオバトルには、「チーム内で同じクラスのデッキを持ち込めない」というルールがあるので、基本的に3人がバラバラのデッキタイプを使用することになる。
しかし「カードファイト!! ヴァンガード」タイトル構築とクラス構築で同じカードを使用してデッキを組むと、今回のような持ち込みも可能になる。
「かげろう」と「かげろうドラゴン」の2デッキを持ち込むチームはGCS静岡でも台風の目となるだろう。
■「弱者の叫びに鉄火で報いる」チーム(準優勝)
フタバ図書TSUTAYA GIGA大宮店(埼玉県)
(先鋒)なつ選手「アミュレットビショップ」
デッキコード:4KN43
(中堅)甘党選手「吸血鬼ナイトメア」
デッキコード:2JX6T
(大将)くまかもしれない選手「自然ロイヤル」
デッキコード:1LCWB
その台風の目に対抗する持ち込みがこちらだ。
トリオバトルでは3人のうち2人が勝てばチームの戦績は勝ちとなるので、このチームは3デッキ全てでかげろう系統を対策し、相手チームのかげろう系統を使用する2人に誰が当たっても有利に立ち回れるようになっている。
3デッキとも『《世界》・ゼルガネイア』を採用しており、『ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド』のような大型フォロワーへのカウンターを狙って終盤まで粘り強く戦う意思が読み取れる。
環境を読み切ったコントロールデッキは非常に強力な持ち込みとなるだろう。
「かげろう」が強い人気を誇る「カードファイト!! ヴァンガード」環境だが、GCS静岡でまだ見ぬ秘蔵デッキが現れる可能性も十分にある。
選手が「カードファイト!! ヴァンガード」環境にどのような回答を見出すのか。
トリオバトルならではのデッキ選択にも注目だ。
▼その他のCS結果については、こちらのページをご確認ください。
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