このコラムでは、7/27(土)に開催された「Shadowverse EVOLVE Grand Championship 2024 Summer 静岡(以下、GCS静岡)」で活躍した注目デッキを紹介する。
3人チームのトリオバトルで開催されたGCS静岡では「かげろう」を中心としたメタゲームが繰り広げられ、「かげろう」「かげろうドラゴン」「吸血鬼ナイトメア」を持ち込んだ「温泉愛好者」チームが優勝を掴み取った。
猛威を見せつけた「かげろう」だったが、その陰で「かげろう」を対策した多くのメタデッキも結果を残している。
次なる大型大会「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2024 Summer 名古屋(以下、GP名古屋)」では「かげろう」だけでなく、これらのメタデッキも意識する必要が出てくるだろう。
このコラムでは、GCS静岡で「かげろう」に食らいつき見事上位入賞を果たしたメタデッキを紹介していく。
■「溝の口ハウス」チーム(TOP4)
(大将)ささぼー選手「アミュレットビショップ」
デッキコード:1BA75
まず注目したいのは「アミュレットビショップ」だ。
多数の回復カードが採用されたこのデッキは「かげろう」の高火力を受けきりカウンターを仕掛けられるだろう。
『天狐の社』を採用することにより、回復でゲームを引き延ばしつつ相手を徐々に追い詰めることも可能になっている。
非常に粘り強いコントロールデッキで、GCS静岡のプレーオフでは1時間を超える激闘の末に「アミュレットビショップ」が勝利するシーンも見られた。
序盤に強力な面展開をするデッキが環境に少ない事も「アミュレットビショップ」の活躍を後押ししているだろう。
■「栃木の血」チーム(TOP32)
(大将)ものい選手「自然ロイヤル」
デッキコード:5G34B
非常にユニークな構築の「自然ロイヤル」も上位入賞を果たしていた。
「自然ロイヤル」であればまず採用が検討される『森の姫・ミストリナ』が不採用で、代わりに『スパルタクス』が3枚採用された特殊勝利を目指す構築となっている。
「かげろう」が繰り出す大型フォロワーへの対策として『母なる君』に加えて『《世界》・ゼルガネイア』まで採用されており、母数を伸ばした「吸血鬼ナイトメア」も『エンジェルバレッジ』で対策した、まさに環境を読み切った構築と言えるだろう。
「かげろう」に強いコントロールデッキに『スパルタクス』が強い点も環境とマッチしていそうだ。
■「元気っこ」チーム(TOP16)
(先鋒)さんさんいちはち選手「ロイヤルパラディン」
デッキコード:22TWP
「カードファイト!! ヴァンガード」タイトル構築から「ロイヤルパラディン」も結果を残している。
『マジェスティ・ロードブラスター』の採用でデッキ内の火力を増やしつつ、墓場に『ブラスター・ブレード』と『ブラスター・ダーク』を揃えることができれば、『ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド』に対して強力なカウンターを仕掛けられるだろう。
『湖の巫女 リアン』で『マジェスティ・ロードブラスター』を使いまわせる点もデッキの評価を引き上げていそうだ。
「カードファイト!! ヴァンガード」環境ラストの大型大会となるGP名古屋は現在エントリーを受付中だ。
有終の美を飾るのはどのデッキになるのか。
非常に楽しみだ。
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