このコラムでは、全国各地で開催されている「Shadowverse EVOLVE Championship(以下、CS)」で活躍した注目デッキを紹介する。
「かげろう」を中心に「吸血鬼ナイトメア」や「自然ロイヤル」、「アミュレットビショップ」など、様々なデッキが活躍する「カードファイト!! ヴァンガード」環境。
今週もユニークなアプローチのデッキが多数見られたので紹介していく。
■とど選手「コントロールナイトメア」
ドラゴンスター秋葉原駅前店(東京都)準優勝
デッキコード:29QDB
まずは「コントロールナイトメア」だ。
『デスブリンガー』はファンファーレ能力と【進化時】能力で、相手のフォロワー1体を破壊しながら相手リーダーに2ダメージを与え、自分のリーダーは2回復する非常に強力なコントロール性能を持つフォロワーだ。
『デスブリンガー』を『死の祝福』で早期に墓場から場に出すことができれば、それだけで相手に強烈なプレッシャーを与えることができるだろう。
高い回復量と強力な除去でゲームを支配する「コントロールナイトメア」に注目だ。
■飛翔選手「秘術ウィッチ」
ファミコンランド小松(石川県)優勝
デッキコード:2XGDB
「秘術ウィッチ」も結果を残している。
このデッキの回復を担っていた『お菓子の家』が殿堂入りカードに指定されたが、『《世界》・ゼルガネイア』や『ピアッシングエンジェル』を採用することで、除去性能を底上げする方向で調整されているようだ。
特に『ピアッシングエンジェル』は、小型フォロワーの横展開にもスタンド状態の大型フォロワーにも対処可能なため、器用な立ち回りを期待できそうだ。
復活を果たした前環境の覇者に期待が集まる。
■らりぃ軍団 きら選手「スペルドラゴン」
G-PROJECT本店(福岡県)TOP4
デッキコード:2XGDB
かげろう・カードを多数採用した「スペルドラゴン」も結果を残している。
『魔竜導師 キンナラ』は、クイックで相手ターン中にプレイすることにより『ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド』や『マジェスティ・ロードブラスター』を牽制できる強力なカウンターとなるだけでなく、自分のターン中は『バーサーク・ドラゴン』のファンファーレ能力で手札から捨てる選択肢にもなる。
『竜の託宣』だけでなく、『絆の竜剣士・アイラ』や『水竜神の巫女』といったPP最大値を上げるカードが多数採用されているため、安定して『リントヴルム』まで繋げられそうだ。
様々なデッキに勝つチャンスがあるこの環境だが、次なる大型大会にあたる「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2024 Summer 名古屋」も現在エントリーを受け付け中だ。
「カードファイト!! ヴァンガード」環境ラストの大型大会を制するのはどのデッキか。
勝負の行方から目が離せない。
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