このコラムでは、8月10日(金)、8月11日(土)に開催された「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2024 Summer 名古屋(以下、GP名古屋)」で上位入賞を果たした注目デッキを紹介する。
「カードファイト!! ヴァンガード」環境ラストの大型大会であるGP名古屋では、「かげろう」を持ち込んだらぷす選手が優勝を掴み取った。
GP名古屋において見事優勝を果たし、変わらず高いシェア率を誇る「かげろう」だが、一方でその波を押しのけ上位入賞を果たしたデッキが複数報告されている。
今回はそんなデッキの一部を紹介したい。
■ヒスイ選手「リーシェナウィッチ」
TOP32
デッキコード:7041Z
まずはこちらの「リーシェナウィッチ」。
『交錯する力』は本来、3つのうち1つの効果をチョイスできるが、自分のエボルヴデッキの表向きの『ドライブポイント』が3枚以上なら、代わりに3つすべてをチョイスできるようになる強力なスペルだ。
このデッキでは『ターコイズ・ビーストテイマー』や『ミッドナイト・バニー』といった《憑依(ライド)》を持つフォロワーで序盤の安定感を高め、同時にエボルヴデッキの『ドライブポイント』を3枚表向きにすることが目指せる構築になっているようだ。
さらに、『マーリン』の【進化時】能力と合わせて、複数回『交錯する力』をプレイすることができれば、より「リーシェナウィッチ」としてのメインプランも通しやすくなるだろう。
■ちーたら選手「ローズクイーンナイトメア」
TOP32
デッキコード:238NF
こちらの「ローズクイーンナイトメア」にも注目したい。
『沈黙の絶傑・ルルナイ』を中心に『沈黙の詩』や『轟』など、相手が自身の手札を捨てるカードが多く採用されており、妨害へ寄せた構築になっていることが窺える。
『欲望の口付け』などリーダーを回復できるカードも多く、妨害系のカードと合わせて、じっくりと対戦をコントロールしながら『《世界》・ゼルガネイア』や3枚の『真紅のローズクイーン』を用いてロングゲームを仕掛けることができそうだ。
■キオ選手「アミュレットビショップ」
TOP64
デッキコード:5VQ11
『古き護り手』を採用した「アミュレットビショップ」もTOP64という結果を残していた。
『古き護り手』は場にある限り、自分はバトルに敗北せず、相手はバトルに勝利できないといった効果を持つため、攻撃的なデッキに対しての防御性能だけでなく、『スパルタクス』を擁する「自然ロイヤル」に対しても強く出られる構築になっていそうだ。
「かげろう」の攻撃を捌ききることができるといった点も、GP名古屋の「カードファイト!! ヴァンガード」環境において、有効にはたらいていたことだろう。
GP名古屋は「かげろう」を中心として、それに対抗するデッキの存在が見受けられた。
他にも注目したいデッキは数多くあるが、今回の上位入賞デッキは「ブシナビ」の大会結果公開機能から確認できるので、チェックしてみてほしい。(https://www.bushi-navi.com/event/result/808289)
GP名古屋を終え、「カードファイト!! ヴァンガード」環境も残り僅か。
今回の結果を受けての最終盤、環境の変化を見逃せない。
▼その他のCS結果については、こちらのページをご確認ください。
https://www.bushi-navi.com/event/result/list?game_title_id%5B%5D[]=6&limit=10&offset=0
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https://shadowverse-evolve.com/event/cssupport/
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