このコラムでは、全国各地で開催されている「Shadowverse EVOLVE Championship(以下、CS)」で活躍した注目デッキを紹介する。
多種多様なデッキが活躍を見せる「宿命の弾丸」環境。
中でも今回は、9月21日(土)、9月22日(日)開催の「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2024 Autumn 千葉(以下、GP千葉)」での活躍が特に期待される、今勢いのあるデッキをピックアップして紹介していく。
これまでのデッキとの変化も合わせて注目してもらいたい。
■がるど選手「荒野ロイヤル」
TSUTAYAデイズタウンつくば(茨城県)優勝
デッキコード:4JFJX
最初にチェックしたいのはやはり「荒野ロイヤル」。
環境初週から最前線で走り続ける人気の高いデッキだが、その速度を加速させるカードとして『神速の歩法』がなんと3枚も採用されている。
『ファントムデュオ・バニー&バロン』の【進化時】能力によって場に出る『魔導四輪車・V』は操縦したターンが終わるとアミュレットに戻るため、場に残りやすい。この『魔導四輪車・V』1枚で複数ターンにわたって攻撃が狙えることから、『神速の歩法』が活きるタイミングも多いことがうかがえる。
環境の先頭を突き進む「荒野ロイヤル」のスピードから目が離せない。
■soma選手「秘術ウィッチ」
パピー弥富店(愛知県)優勝
デッキコード:3SQV9
「秘術ウィッチ」も注目デッキのひとつだ。
ブースターパック第11弾「宿命の弾丸」にて追加された『アーティストメイジ』は、自身が【突進】、【必殺】、【ドレイン】を持っている他、起動能力によって自分の場の他のフォロワーにも【突進】、【必殺】、【ドレイン】のいずれかを持たせることができる。
『エレメントシャーマン・ライリー』など、高い攻撃力を持つフォロワーに【ドレイン】を持たせて、大きな回復を狙えることに加え、
以前から強力な『真実の究明者・ファウスト』と『永劫を求む者・ケリドウェン』の組み合わせも存在し、攻守ともに優れたデッキとなっていそうだ。
強化を続ける「秘術ウィッチ」の更なる活躍に期待したい。
■TomaTo選手「荒野ナイトメア」
フルコンプ福岡天神店(福岡県)優勝
デッキコード:18GSP
今週最後はこの「荒野ナイトメア」を紹介したい。
日々進化を遂げる「荒野ナイトメア」だが、今回のデッキでは『昏く淀む者・タルタロス』を3枚と『幽霊支配人・アーカス』が採用されている。これにより、積極的に墓場へ死者・カードを集め、早期から『昏く淀む者・タルタロス』のプレイと進化を目指すことができるだろう。
『昏く淀む者・タルタロス』による強力な盤面の押し付けと、『カオスルーラー・アイシィレンドリング』のロングゲーム適正の高さで、群雄割拠の様相を呈する「宿命の弾丸」環境を戦い抜くことができるデッキとなっていそうだ。
「荒野ロイヤル」と並んで環境の最前線を戦う「荒野ナイトメア」の今後にも注目だ。
ブースターパック第11弾「宿命の弾丸」の発売から間もなく1か月、そして今週はついにGP千葉が開催される。
ここまで紹介したデッキが更なる活躍を見せてくれるのか、あるいは思わぬデッキがダークホースとなるのか。
白熱必至のGP千葉は現在もエントリーを受け付け中だ。
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