このコラムでは、「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選(以下、JCSエリア予選)」で上位入賞し、JCSへの権利を獲得した選手のデッキを紹介する。
2024年度の王者を決める大会「Shadowverse EVOLVE Japan Championship(以下、JCS)」へ進出を果たしたのはどの選手のどのデッキなのか、一緒に見ていこう。
「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選 関東A」上位入賞
■抹茶選手「かげろう」
デッキコード:285WR
関東Aエリアからも「かげろう」がJCS進出を決めた。
こちらの構築は2日前に関西エリアでJCSエリア予選を突破した3名と同じデッキ構成になっている。
『ドラゴンナイト アリフ』によって早期から場にフォロワーを展開できる点や、『ドラゴニック・オーバーロード』が除去も打点も兼ねる点が強力な「かげろう」、多くのプレイヤーに愛される要素の詰まったデッキといえるだろう。
■ぢーお選手「荒野ロイヤル」
デッキコード:39V13
関東Aエリアからは「荒野ロイヤル」もJCSへの進出を果たした。
「荒野ロイヤル」は『ファントムデュオ・バニー&バロン』の【進化時】能力から出る『魔導四輪車・V』を操縦することによって、毎ターン、リーダーを攻撃できる非常に攻撃性能の高いデッキだ。
『晴天の銀騎士・エミリア』の起動能力で場に出した『オースレスナイト』と『ナイト』をコストに『魔導四輪車・V』を操縦すれば継戦能力の高い場を構築することも可能だろう。
■べるて選手「荒野ナイトメア」
デッキコード:7SCFK
「荒野ナイトメア」もJCSエリア予選での活躍を見せていた。
新カード『死期を視るもの・グレモリー』を迎え入れ、墓場を増やす速度が向上した「荒野ナイトメア」は、『魔将軍・ヘクター』のファンファーレ能力や『昏く淀む者・タルタロス』をプレイする際の条件を早期に満たし、より強大なフォロワーを場に並べやすくなっていることだろう。
■あまぐも選手「かげろう」
デッキコード:16S09
関東Aエリア内でも同じ50枚の「かげろう」を使った選手がJCSエリア予選突破を果たした。
序・中盤の対応力の高さに加え、『ボーテックス・ドラゴン』や『ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド』の高い除去性能と強大な攻撃力によって構築されるこのデッキパワーは、やはり今回の台風の目といって差し支えないだろう。
「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選 北陸」上位入賞
■文明の利器選手「かげろう」
デッキコード:7H4KK
北陸エリアからも「かげろう」がJCS進出を決めた。
これまでは50枚同じ構成のデッキが上位入賞を続けていたが、今回は『ドラゴンモンク ゴジョー』の代わりに『魔竜戦鬼 ヤクシャ』の採用が見られた。
『魔竜戦鬼 ヤクシャ』はファンファーレ能力によって相手の場のアミュレットを破壊することができるため、『魔導列車』や『魔導四輪車・V』を多用する人気の荒野デッキに対して戦いやすくなるカードといえそうだ。
「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選 東北」上位入賞
■運太郎の子分選手「かげろう」
デッキコード:3Z3Q1
東北エリアでも関西エリアや関東Aエリアと同じ構成の「かげろう」がJCSエリア予選を突破した。
エリアを超えて共通するこの50枚はやはり確かな完成度を誇っているといえるのだろう。
全国各地で活躍を見せる「かげろう」。黙示録の炎がこの勢いのままJCSエリア予選の環境を席巻することになるのか、注目が集まる。
今週もJCSエリア予選を突破し、JCSへの進出を果たした選手とデッキを紹介した。
洗練されたデッキや、今回のために考え抜かれ採用に至ったであろうカードなど、それぞれのデッキを見るだけでもその熱い想いを感じ取ることができた。
今後も各地でJCSエリア予選は開催され、代表者が決定する。どのような選手やデッキがこれから勝ち上がるのか、非常に楽しみだ。
▼JCSエリア予選については、こちらのページをご確認ください。
https://shadowverse-evolve.com/event/jcs-qualifying/
▼今後のCS開催スケジュールについては、こちらのページをご確認ください
https://shadowverse-evolve.com/event/cssupport/
▼「Ranking Battle」の詳細については、こちらのページをご確認ください。