このコラムでは、「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選(以下、JCSエリア予選)」で上位入賞し、JCSへの権利を獲得した選手のデッキを紹介する。
2024年度の王者を決める大会「Shadowverse EVOLVE Japan Championship(以下、JCS)」へ進出を決めたのはどのような選手とデッキなのか、早速見ていこう。
「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選 北海道」上位入賞
■poi選手「かげろう」
デッキコード:4NM9V
北海道エリアからは「かげろう」がJCS進出を果たした。
これまで上位入賞に上ってきた「かげろう」と異なる点として『蒼嵐竜 メイルストローム』の採用が特徴的だ。『蒼嵐竜 メイルストローム』は【疾走】と【ツインドライブ】を持っていることから、打点を補強できる点や、ドライブチェックの試行回数を増やせる点において、デッキの可能性を広げてくれるカードになっていることだろう。
「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選 中国」上位入賞
■ナメクジ君選手「かげろう」
デッキコード:710MP
中国エリアからJCS進出を決めた「かげろう」は今年度、最も多くのJCS進出者を送り出しているものと同じメインデッキ、エボルヴデッキ50枚の構成だ。
この構築は『ドラゴンモンク ゲンジョウ』2枚採用による最低限のヒールトリガーと、『ドラゴンモンク ゴジョー』による手札の質向上を目指した採用が特徴的といえるだろう。
■ふわしろ。選手「荒野ロイヤル」
デッキコード:56Z1D
中国エリアからは「荒野ロイヤル」も上位入賞を果たした。
こちらのデッキには『晴天の銀騎士・エミリア』と『久川凪』が両方採用されていた。この2枚の採用はコストの少ない兵士・フォロワーを中心に構成される「荒野ロイヤル」と相性がよく、フォロワーの取り合いにおいても強く出られる要素となっていそうだ。
「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選 九州」上位入賞
■yaso選手「かげろう」
デッキコード:5V523
九州エリアからも「かげろう」がJCSエリア予選を突破した。
こちらのデッキでは『ドラゴンモンク ゲンジョウ』が3枚採用されており、デッキ中のヒールトリガーの割合が高くなっている点が特徴といえるだろう。「かげろう」同士の対戦においても、このヒールトリガーによるリーダーの体力差や、【守護】の存在によってゲームに大きな影響を与える場面が存在しそうだ。
■ソガリン選手「童話エルフ」
デッキコード:2VVL3
九州エリアからはもう1人、「童話エルフ」がJCSエリア予選を突破した。
今年度のJCSエリア予選としては初となるエルフクラスでのJCS進出だが、この「童話エルフ」には『ビューティ&ビースト』が不採用である点も要注目だ。『チェシャキャット』や『森の音楽隊』等、少ないコストで【コンボ】を稼ぐことができる「童話エルフ」は『アナスタシア』や『小さな勇士・スクナ』とも相性が良く、見た目に反して大きなパワーを発揮してくれることだろう。
今週は3つのエリアからJCSエリア予選を突破し、JCSへの進出を果たした選手とデッキを紹介した。
環境を見据え、デッキ選択や採用カードなどから、選手がデッキに込めたそれぞれのこだわりを見て取ることができた。
次週も四国エリアと中部エリア、2つのエリアでJCSエリア予選は開催され、代表者が決定する。どのような選手やデッキがこれから勝ち上がるのか、非常に楽しみだ。
▼JCSエリア予選については、こちらのページをご確認ください。
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▼「Ranking Battle」の詳細については、こちらのページをご確認ください。
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