このコラムでは、「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選(以下、JCSエリア予選)」で上位入賞し、JCSへの権利を獲得した選手のデッキを紹介する。
2024年度の王者を決める大会「Shadowverse EVOLVE Japan Championship(以下、JCS)」へ進出を決めた選手とデッキを早速見ていこう。
「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選 四国」上位入賞
■Amazon/ArK選手「自然ロイヤル」
デッキコード:1PG63
四国エリアからは「自然ロイヤル」がJCS進出を果たした。
このデッキは、『デュアルエンジェル』や『信念の剣閃』といった「自然ロイヤル」の純粋な強化カードの採用はもちろん、『鋼鉄と大地の神』を3枚採用していることから、『森の姫・ミストリナ』を安定して複数回プレイすることが可能になっており、『スパルタクス』を採用した構築と比較しても高い攻撃性を有しているといえそうだ。
「Shadowverse EVOLVE Japan Championship エリア予選 中部」上位入賞
■ガッシュ選手「かげろう」
デッキコード:6UMT9
中部エリアからはまず「かげろう」がJCS進出を決めた。
こちらのデッキにはこれまでJCSエリア予選を突破してきた「かげろう」とは異なり、『連撃のサザーランド』の採用が見られた。
『連撃のサザーランド』はファンファーレ能力で自分の場のフォロワーの攻撃力を+3できるため、場に残ったフォロワーを突然強化して猛襲を仕掛けることが狙えそうだ。
■エアー選手「かげろう」
デッキコード:4MW7H
中部エリアからもう1人「かげろう」でのJCS進出が決まった。
こちらのデッキは北海道エリアで上位入賞を果たした「かげろう」と同じ構築になっており、『蒼嵐竜 メイルストローム』の採用が特徴的だ。やはり突然の【疾走】【ツインドライブ】持ちフォロワーの登場は相手の意表を突き、ゲームの流れを掴むことに一役買ってくれるのだろう。環境の変化をうかがえる興味深いポイントだ。
■キュウリの夏ご飯選手「荒野ロイヤル」
デッキコード:5YE1Z
中部エリアからは「荒野ロイヤル」もJCSエリア予選の突破を果たした。
「かげろう」と同様、「荒野ロイヤル」も共通した50枚の構築が別のエリアからそれぞれJCSエリア予選を突破しているというのは非常に興味深い結果だ。『晴天の銀騎士・エミリア』と『久川凪』がどちらも採用されたこの構築は、この環境におけるひとつの結論といえるだろう。
■たくぽん選手「かげろう」
デッキコード:38EE7
中部エリアからは更にもう1人、「かげろう」でのJCS進出者が誕生した。
こちらも前週のJCSエリア予選から活躍を見せている構築のひとつで、『ドラゴンモンク ゲンジョウ』を3枚採用し、メインデッキのカードを14種類にまとめたシンプルな構築だ。
以前は『ドラゴンモンク ゴジョー』の採用が多く見られたが、今週の上位入賞デッキはどれも各選手がそれぞれ別のカードをその枠に採用していた点も非常に興味深い。
今週もJCSエリア予選を突破し、JCSへの進出を果たした選手とデッキを紹介してきた。
今年度のJCSエリア予選では半数以上の突破者が「かげろう」を使用していたが、その「かげろう」もそれぞれの構築に注目してみると、環境の変遷に合わせた構築の変化が見られ、非常に興味深い結果となっていた。
そして今週末はついに「暗黒降誕」環境が開幕する。カードの使用制限変更も受け、今後どのような変化が訪れるのか、今から楽しみだ。
▼JCSエリア予選については、こちらのページをご確認ください。
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