このコラムでは、全国各地で開催されている「Shadowverse EVOLVE Championship(以下、CS)」で活躍した注目デッキを紹介する。
ブースターパック第13弾「暗黒降誕」の発売から1週間、新カードの活躍は止まる所を知らず、全国各地からCSでの上位入賞報告が届いている。
そんな今勢いに乗っている新カード、新デッキを中心に、いくつか注目の上位入賞デッキを紹介していく。
早速見ていこう。
■Yoshi選手「レヴィオンロイヤル」
トーナメントセンターバトロコ小山駅前 優勝
デッキコード:676S0
まず紹介するのは「レヴィオンロイヤル」だ。
レヴィオン・カードを中心に組まれたこのデッキは場や墓場など、様々な状況でレヴィオン・タイプを参照し、高い火力と優れた展開力を有している。
また、今回登場した『雷滅卿・アルベール』は相手の場のフォロワーを複数破壊しながらリーダーを攻撃することが可能で、能力、攻撃力、体力のどれを取っても、デッキの切り札として活躍が期待できる1枚だ。
このデッキでは『スカイセイバー・リーシャ』と『黄昏の刃・ナノ』も併せて採用されており、コントロール寄りのデッキに対しても『トワイライトソード』による大ダメージで勝利を掴みにいくプレイができそうだ。
■Emilia選手「学院ウィッチ」
オレタン福岡天神店(福岡県) 優勝
デッキコード:5WWWG
「学院ウィッチ」も今回、大きく強化を得たデッキのひとつだ。
新カードの『マナリアクイーン・アン』と『レグニスロード・グレア』はどちらも手札の学院・カードを捨てながらデッキを引き進めることが可能な使いやすいファンファーレ能力を持っている。
また、『マナリアクイーン・アン』から得られる『アンの大英霊』は耐久性能を、『レグニスロード・グレア』から得られる『フェイタルバーン』は除去性能をそれぞれ大きく伸ばすトークン・カードとなっており、墓場に学院・カードを10枚以上という「学院ウィッチ」の本領が発揮されるまでのターンを稼いでくれる優秀な存在だ。
ターンを稼いだ先の新たな切り札『イクシードブラスト』も手に入れ、攻守ともに優れた期待の1デッキといえるだろう。
■セレン選手「アミュレットビショップ」
マスターズギルド(静岡県) 準優勝
デッキコード:6RGTJ
今、興味深い構成の「アミュレットビショップ」が結果を残している。
以前は複数枚のアミュレットを場に揃え、『神の盾・ブローディア』での大量ダメージを狙うアミュレットビショップが主流だったが、今回のデッキに『神の盾・ブローディア』の採用はなく、新カードの『栄華の加護神・ヤテラントゥ』が3枚採用されていた。
『栄華の加護神・ヤテラントゥ』は墓場のアミュレットを2枚消滅することで相手の場のフォロワー1体を消滅、それのリーダーに3ダメージを与え、自分のリーダーは体力を+3することができるファンファーレ能力を持っている。また、起動能力によって場のアミュレットを墓場に置き、手札のアミュレットやフォロワーを場に出すことができるため、『巡礼の道』のラストワード能力や『古代の増幅器』の起動能力を用いれば更なる追加ダメージを狙うこともできそうだ。
「暗黒降誕」によって生まれた新カードはどのクラスでも凄まじい勢いの活躍を見せており、新デッキの登場や既存デッキの大幅強化など、環境に大きな影響を及ぼしている。
CS結果を見ると、これまで紹介したデッキの他にも興味深い上位入賞デッキは多数存在していることがわかる。
「暗黒降誕」環境はまだ始まったばかり、有力デッキの変化も併せて注目したい。
▼その他のCS結果については、こちらのページをご確認ください。
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