このコラムでは、全国各地で開催されている「Shadowverse EVOLVE Championship(以下、CS)」で活躍した注目デッキを紹介する。
EXコラボパック「ウマ娘 プリティーダービー」の発売から早くも1か月が経過し、タイトル構築もクラス構築も魅力的なデッキが数多く登場している。
CSは全国で大きな盛り上がりを見せ、名の知れた有力なデッキから、意表を突くユニークなデッキまで、幅広い活躍を見せている。
今回は、タイトル構築とクラス構築の両方から特に興味深いデッキの上位入賞デッキをピックアップして紹介していく。
それでは、早速見ていこう。
■コタロー選手 「ランプウマ娘」
ホビーステーション名古屋大須本店(愛知県) TOP8
デッキコード:727ZN
まずはこの「ランプウマ娘」を紹介する。
「ランプウマ娘」は『ネオユニヴァース』や『〔一粒の安らぎ〕スーパークリーク』でPP最大値を増やし、通常よりも早いターンで『紡がれてゆく想い』のプレイを目指すことができるデッキだ。『ネオユニヴァース』と『〔一粒の安らぎ〕スーパークリーク』それぞれでPP最大値を増やすと、7ターン目には『紡がれてゆく想い』をプレイできるようになる。
序盤は『シュヴァルグラン』や『ヤマニンゼファー』が、中盤以降は『ダイイチルビー』や『ジェンティルドンナ』がゲームを支え、満を持してプレイした『紡がれてゆく想い』から『ゴールドシップ』や『ナリタブライアン』といった大型フォロワーを複数展開できれば、非常に強力な盤面を作り出すことができるだろう。
PP最大値増加を活かした早期展開と、強力なフィニッシャーの組み合わせで、相手を圧倒する爽快感を味わえるデッキと言えるだろう。
■タナカ選手 「超越ウィッチ」
シーガル西多賀店(宮城県) 優勝
デッキコード:ZGQS
続いて紹介するのはこの「超越ウィッチ」だ。
チェス・カードを多く採用した「チェス超越ウィッチ」が多く見られる中、このデッキは『カースエンチャンター』や『クラシカルソーサラー』といった陰陽師・カードを採用した構築となっていた。また、除去と手札の入れ替えが優秀な『シュヴァルグラン』の採用に加え、『おどれ・さわげ・フェスれ!』、さらにエボルヴデッキへの『にんじん』の採用も特徴的だ。
フォロワーの展開が得意なデッキに対して、ウマ娘・カードと陰陽師・カードがそれぞれ有効的に機能し、『次元の超越』をプレイするまでのターンを安全に確保することができそうだ。
『次元の超越』による追加ターンでは、『陰陽の開祖・クオン』や『連鎖する雷』を駆使した総攻撃を仕掛けることが可能で、コントロールデッキに対しても優位に立つことができるだろう。
■ぎるがぁす選手 「ゴールドシップビショップ」
トーナメントセンターバトロコ高崎駅前(群馬県) TOP4
デッキコード:25Y4W
最後はこちらの「ゴールドシップビショップ」を紹介したい。
このデッキは、以前紹介した「ウマ娘ドラゴン」と同様、『都留岐涼花』と『サハクィエル&イスラーフィール』のコンボを軸としており、今回はその『都留岐涼花』から出すウマ娘・フォロワーとして『ゴールドシップ』が採用されていた。
『ゴールドシップ』はファンファーレ能力で、自分のデッキの上1枚を公開し、そのカードのコストと同じ数値のダメージを相手のリーダーに与えることができる。このデッキにはコスト15の『アブソリュート・トレランス』と、それをデッキの上に用意するためのオラクルシンクタンク・カードが多数採用されていた。
コンボの流れは以下の通りだ。
デッキ構築の工夫と華麗なコンボで一気に30ダメージを叩き出す、ゴルシ流の派手な勝利を目指す魅力的なデッキだ。
EXコラボパック「ウマ娘 プリティーダービー」環境では、「ウマ娘 プリティーダービー」タイトル構築をはじめとして、ウマ娘・カードを中心に新たなデッキが次々と生まれ、環境に大きな変化をもたらした。
そして今週末には、ついにブースターパック第14弾「夢幻の饗󠄀宴」が発売される。新カードの参戦により、これからの環境がどのように変化していくのか、今から楽しみだ。
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