このコラムでは、全国各地で開催されている「Shadowverse EVOLVE Championship(以下、CS)」で活躍した注目デッキを紹介する。
ついにブースターパック第14弾「夢幻の饗󠄀宴」が発売され、宴楽・カードを中心とした強力なカードが多数登場した。
宴楽・カードを中心に構成した宴楽デッキによる上位入賞報告も多く届いており、CSがますます盛り上がりを見せていることがうかがえる。
今回は環境初週に優秀な結果を残した「夢幻の饗󠄀宴」の代表的なデッキ紹介していく。
■あまぐも選手 「宴楽ロイヤル」
CARDBOX青馬堂書店 矢向店(神奈川県) 優勝
デッキコード:3R7SS
初めに紹介するのはこちらの「宴楽ロイヤル」だ。
「宴楽ロイヤル」は『盗賊の乱飛』や『帳場ガエル』でEXエリアに『輝く金貨』を複数用意し、『天下の大泥棒・ジエモン』の【進化時】能力によって宴楽・フォロワーを複数展開することが特徴のデッキだ。
また、『華の大将・タケツミ』は墓場の宴楽・カードが5枚以上であればアドバンス起動能力がプレイ可能になり、『楽園の開闢・タケツミ』と『旅籠煤』を場に出すことができる。リーダーへのダメージも、『天下の大泥棒・ジエモン』プレイまでの時間稼ぎも可能な、「宴楽ロイヤル」と相性の良い非常に強力な1枚だ。
このデッキには『マグナゼロ』と『スパルタクス』が採用されており、様々な方法で勝利を目指すことができる構成となっていた。
■macaw選手 「宴楽ウィッチ」
トーナメントセンターバトロコ高田馬場(東京都) TOP8
デッキコード:2RTXC
こちらの「宴楽ウィッチ」も紹介したい。
このデッキは従来の「魔法使いウィッチ」の構成をベースに宴楽・カードが15枚採用された構築のようだ。
『真理の大文豪・ユキシマ』は元のコスト3以下の宴楽・カードか元のコスト3以下の魔法使い・カードをプレイしたとき、相手の場のフォロワー1体に2ダメージを与えることができる。この『真理の大文豪・ユキシマ』を軸に『宿帳のフクロウ』や『管弦の魔術師』といった宴楽・カードの能力の条件を満たしながら戦い、盤面の取り合いで優位に立つことができる点が「宴楽ウィッチ」の特徴のひとつと言えるだろう。
また、『真理の大文豪・ユキシマ』は自身が魔法使い・カードでもあることから、『インフィニットウィッチ・ドロシー』と合わせて『真実の宣告』や『連鎖する雷』の条件を満たしやすく、従来の「魔法使いウィッチ」と近しい手段で勝利を目指すことも可能だ。
■エアー選手 「宴楽ナイトメア」
トーナメントセンターバトロコ沼津駅前(静岡県) 優勝
デッキコード:6CJEA
最後はこちらの「宴楽ナイトメア」を紹介する。
ナイトメアクラスの宴楽・カードは自分の手札が0枚であることを条件に強力な効果を発揮するカードが多く、この「宴楽ナイトメア」では宴楽・カードに加えて手札を消費するカードを多く採用した構築となっていた。
デッキの中心となる『デモンズグリード・パラセリゼ』は自分の手札が0枚であれば進化が可能になり、【進化時】能力で相手のフォロワーとリーダーにダメージを与えつつ、自分のリーダーは体力を+することができる。
また、「宴楽ナイトメア」の動きを支える『底無しの契約』はEXエリアにカードを用意できるだけでなく、起動能力で墓場や消滅領域の『デモンズグリード・パラセリゼ』をデッキに戻すことができる。
中盤以降、墓場の宴楽・カードが5枚以上になれば『憧れの飛躍・イツルギ』のアドバンス起動能力から出すことのできる『楽園の終焉・イツルギ』でも相手のフォロワーとリーダーへダメージを与えることが可能だ。
ブースターパック第14弾「夢幻の饗󠄀宴」から登場した宴楽・カードと宴楽デッキは早くもCSを制覇し始めており、新たな環境の到来を感じさせる結果が見受けられた。
新カードには依然として多くの注目カードが存在しており、次週以降も新カードや新デッキの活躍に期待が寄せられる。
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